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金融機関のキャッシュフロー算出方法Blog

融資の審査に大事なキャッシュフロー


前回のブログに記載した通り、利益=キャッシュフローではありません。

そして融資の審査を進める上では、利益が出ていることはもちろん重要ですが、それと同等、もしくはそれ以上にキャッシュフローがプラスになっていることが重要となります。

どのように金融機関はキャッシュフローを求めているか?


金融機関は一般的に決算書からキャッシュフローを求めています。
そしてその算出方法は損益計算書の当期純利益から計算をスタートさせ、そこに加減算の調整を加える方法です。


キャッシュフローを増やして融資の審査を有利に進めるためには、このキャッシュフローの計算、特に加減算の調整がどのようなものか理解する必要があります。


但し、この加減算の調整は、前回のブログに記載の通り、

減価償却費⇒経費となるが、キャッシュアウトはなし=キャッシュフローにプラス
借入の元本返済⇒キャッシュアウトするが、経費とならない =キャッシュフローにマイナス


が不動産賃貸業における主たるものです。


ということは下記の計算式によってキャッシュフローを求められます。
(厳密には少し違いますが、特殊事情がなければ、違いが生じたとしても誤差程度でしょう)

当期純利益+減価償却費-借入の元本返済=キャッシュフロー


なお、この借入の元本返済には利息部分は含めませんのでご注意ください。
次回以降でキャッシュフローの計算を実例をブログの記事にしたいと思います。

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