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元利均等返済と元金均等返済、どっちを選ぶべきか?Blog

借入をする際は返済方法は元利均等返済か元金均等返済かのいずれかになります。

原則として一度返済方法を決めると途中で変えることはできませんから、初期の選択は重要です。

 

ではこの2つの返済方法は何が違うのか?メリット・デメリットを踏まえて解説していきます。

 

元利均等返済とは?元金均等返済とは?

 

どちらかというと元利均等返済の方がメジャーな返済方法で、銀行側から提案されるのも元利均等返済の方が多いように感じます。

 

というよりむしろ銀行によっては元利均等返済しか返済方法を選択できないこともあります。
これは元利均等返済の方が金利のトータルの支払額が多く、銀行にとってもメリットがあるからだと思います。

 

それぞれの返済方法の特徴は以下の通りです。

 

【元利均等返済】

毎月の返済額が返済開始から終了まで均等となる方法です。


例えば返済額が10万だとしましょう。
返済額は以下のようなイメージとなります。

 

借入当初  元金3万 利息7万 合計返済額10万
返済後期  元金9万 利息1万 合計返済額10万


このように返済額は同じでも、その返済額のうち元金と利息の内訳が変わります。

 

【元金均等返済】

毎月の元金の返済が一定額で、その元金に利息を上乗せして支払う返済方法です。

 

例えば元金の金額が6万と決まっていたとしましょう。
返済額は以下のようなイメージとなります。

 

借入当初  元金6万 利息7万 合計返済額 13万
返済後期  元金6万 利息1万 合計返済額 7万

 

元金は一定で、利息が変動することになります。

 

それぞれのメリット、デメリット

 

【元利均等返済】

毎月の返済額が一定なので、資金計画の見通しが立てやすいというのがメリットです。
また、初期の頃の返済額が元金均等返済よりも少なくなります。

 

一方で利息の支払総額は元金均等返済よりも多くなる点がデメリットです。

特に初期の返済は、その返済額に占める元金が少なく、ほとんどが利息となり、元金がいつまで経っても減らないということなる可能性もあります。

 

【元金均等返済】

元利均等返済とは逆で、利息の総支払額が少ないのがメリットです。

デメリットは借入当初の返済金額が元利均等返済よりも大きいということです。

 

まとめ

 

・元利均等返済は返済額が一定で見通しが立てやすいが、利息の支払総額は多くなる
・元金均等返済は、利息の支払総額は少ないが、借入当初の返済金額が元利均等返済よりも大きい

 

どっちも一長一短です。

次回はこの元利均等返済と元金均等返済を深堀して、具体的な数値を当てはめてどのくらい実際に違いが出るのかを見ていきたいと思います。

 

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